掃除

 

 

 

 

 

 

皆さんは自分の部屋が、どういった状態になったら掃除しますか?

人それぞれタイミングは違うだろうが、

ある一定の限界点に達したときに、掃除をすると思う。

 

掃除が日課になっている人

1週間に○回は掃除すると決めている人

周期は特にないが、自分の限界点に達したときに掃除する人

どんな状態になろうと放置プレイを決め込む人

 

掃除のタイミングは様々であると思う。

まあ、骨折尊のマイルームは限界点を超えている事は明らかなのだが、

自分の部屋の掃除より、号泣無惨の更新に力が入っているということになっている。

まあ、更新が終わったからと言って自分の部屋の掃除に取りかかる訳がないのは

骨折尊を知る人は十分知っているわけで、

新千円札は愚か、新500円玉を未だに認識しない自動販売機が設置されている社員寮で

だらだらと一日を過ごしてしまう訳である。

ちなみにその自動販売機で買ったタバコは、

「喫煙は、あなたにとって心筋梗塞の危険性を高めます。」

とか喫煙者に注意を促す警告がパッケージに印刷されていると思うが、

それさえ印刷されていない。

何故かって?

単純に古いタバコが入っているからである。_| ̄|○

消費期限的に大丈夫なんだろうか?

この間買ったら1年前の日付が書いてあったような気がしないでもない・・・

 

 

さて話は戻って、掃除である。

私が小学校低学年くらいの天気の良いある日、

母は、これ以上ない掃除日和に朝からパタパタと動き回っていた。

部屋に掃除機をかけたり、

廊下掃除にトイレ掃除、

ずっと前から気になっていた窓ガラスをピカピカに磨き、

これでもか?と言わんばかりに洗濯機をフル回転させていた。

そうこうしている内に約30分後に迫ったお昼ご飯の支度を始め

我が家はお昼ご飯を迎えた。

 

 

お昼ご飯を食べている最中に母は言った。

「今日ね、お母さんね、朝から天気良くてうれしくなって、

茶の間とお母さんの部屋に掃除機をかけて、廊下にトイレ掃除でしょ、窓も前から汚いな〜!と思ってたんだけど、

やっと今日やってピカピカにしたんだぞ〜!」

 

確かに絨毯には掃除機をかけた跡がくっきり残っており、窓ガラスは、まさに塵一つないとはまさにこのこと!

と言わんばかりに磨かれていた。

 

食事を終えてまもなくの事、

「Pi−,Pi−,Pi−」と洗濯終了のブザーが鳴っているのが聞こえた。

「どれ!午後の部開始!」と母は立ち上がると、

テーブルに並んでいた食器類はたちまち片づけられ、

次々と洗剤で洗われ、食器棚に戻っていった。

 

母の勢いは止まらない・・・

誰もが、そう直感した。

 

食器を洗い終えた母は、洗濯機に直行し、洗濯物を籠に入れると、

物干し竿が置いてある庭に向かった。

 

我が家の構造的に洗濯機が置いてある脱衣所兼洗面所から台所を抜け、

さらに茶の間を通過し、母の部屋から庭に抜けるのだが

 

茶の間で小学校低学年で既に親父化が進んでいた骨折尊は、テレビを見ながらゴロゴロと寝ころんでいた。

そんな骨折尊を尻目に、洗濯物が入った籠を持ちながら、障害物を通過するかのように、軽やかに私を避ける母。

 

そのままの勢いで母の部屋に突入したかと思った瞬間、

母は信じられない行動に出た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドン!!!

ガシャーン!!!

 

 

 

 

 

何が起こったか即座に認識できる人は少ないであろう。

 

 

まあ、ものすごく簡単に説明すると、

 

 

 

洗濯物が入った籠を持ったまま、

午前中自らがピカピカに磨き上げた窓ガラスに突っ込んだのである。

 

 

 

 

何が起こったかよく分かっていない母は、

自らが午前中に磨き上げた窓ガラスに

再突入!

結果、見事自らがピカピカに磨き上げた窓ガラスを

粉々に打ち砕いた。

 

 

 

ここで皆さんが疑問に思う事は、

何故一度ぶつかり、通れないと分かっている場所に再突入したのか?

であろう。

 

母曰く、

 

「何故自分がぶつかったのか?」

より先に、

「洗濯物を早く干さなければ、日が沈んでしまう」

という気持ちが先行したらしく、

 

1回目の突入では割れずに済んだ、

しかも午前中に自らの手でピカピカに磨き上げた窓ガラスに

再突入した結果、窓ガラスを打ち砕いた。

 

しかしだ、

「洗濯物を早く干さなければ、日が沈んでしまう」という気持ちが先行したとしてもだ、

軽く手を前に出して障害物があるか、ないかくらいは普通にやる物ではないでしょうか?

 

少なくとも、一度通れなかったところに再突入する勇気は私にはない。

 

 

皆さんも掃除をする際、特に窓ガラスを磨くときには、

磨きすぎないように

 

失礼・・・

磨いた事を忘れないように

十分注意しましょう。

 

 

 

 

 

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