分別
今や日本の社会生活上避けて通れない問題の一つに、
「ゴミ問題」があるのは皆さんご存じのことと思われるが、
私はある電気屋で衝撃的な物を目にした。
パソコンユーザーなら一度くらい目にした事があるのではないかと思われるが、
プリンタのインクカードリッチを捨てるボックス
は今や首都圏だけでなく、私の地元、m県k市にある、
「安さ、世界一」が店の広告となっている怪しい電気屋にも設置されているほどである。
ちなみに本当に「安さ、世界一」なのかどうかはまだ調べた事はないが、はっきり言って
調べる必要がないのではないか?
という疑問が頭の中をよぎったのはこの私だけではないはずである。
確実に言える事は、「世界一」なのは「安さ」ではなく、「怪しさ」である。
ということだ。
さて、話がだいぶ逸れたが、プリンタのインクカードリッチが空になった。
正確にはいつの間にか空になっていた。
年賀状を印刷しようと久々に自分のプリンタの電源を入れると、
なんとカラーインクがない。_| ̄|○
去年年賀状を印刷してから、その後カラーインクを使用した記憶が一切無いが、
ないものは仕方ないので、一旦印刷を中断して電気屋にインクを買いに行った。
もちろん電気屋に行くのだからついでに空になったインクカードリッチも持っていって捨てる事に。
素人には良く判らないが、たぶん普通にゴミの日に出すよりは、地球に優しいような気がする。
そんな思いで車を走らせ、電気屋に着いた。
私はインクカードリッチ回収ボックスを探した。
しかしこれも、単純に回収ボックスと言っても、メーカごとに入れるボックスが違う。
ちなみに、私が使用しているプリンタは「CAN●N」
私は前方に回収ボックスらしきボックスを発見した。
あった。
しかし、これはどう見ても「EPS●N」の回収ボックスである。
私が持っている「CAN●N」のインクカードリッチを入れるわけにはいかない。
しかしこの店には、回収ボックスはこれしかないようだ。
仕方ない。
別な店にある回収ボックスに捨てるか!
と思い、目線を下に下げた時、私は気付いてはいけない事に気付いてしまった。
さすが、我が町の怪しい電気屋!
「EPS●N」の回収ボックスを使いながら「CAN●N専用」と張り紙とは・・・!!
ってか、そうするしかなかったのかもしれないが、
やるなら「EPS●N」の文字が見えないように張り紙をした方が良いと思うのは
私だけではないはずだ!
こうして、私はインクカードリッチを無事捨てる事が出来た訳だが、
出来れば初めから「CAN●N」と印刷されている回収ボックスに捨てたかった。
そして、更に言わせて貰えば、
ここは電気屋だ。
そしてプリンタのインクカードリッチを捨てに来ている人たちが利用するのであるから、
利用者の約100%がパソコン経験者と言っても差し支えないであろう。
そして、電気屋に売っている物は?
と聞かれて、テレビ、冷蔵庫、エアコン等の大型家電から電球、延長コード、乾電池等の小物まで
多数の解答があって当然である。
パソコンだって電気屋で売っている物の一つだ。
そこで、パソコンが電気屋で売っている物の一つと言う事を踏まえて、もう一度先ほどの画像を見て頂きたい。
何故手書きなのだ?
皆さん。
我が地元にある、「安さ、世界一」の電気屋は、
安さにこだわるあまりパソコンも使用する事が出来ない状況にあるのでしょうか?
本当のところを確認する手段はないが、皆さんも「怪しい電気屋」には十分お気を付けください。