通常
みなさんが生活する上で、
普通は・・・
通常は・・・
ということがあると思う。
私はつい最近、あるホテルに泊まった。
いや、正確には私だけが泊まったのではなく、会社の社員旅行だったため、
私の会社の同じ部の全員が泊まったのである。
楽しいはずの社員旅行も
我が課の「ドン」が一緒に行くと言いだしたのだ。
上司の決定が絶対!の我が社では、その場でホテルに1名追加の連絡を入れたわけですが、
まあ、日頃からいろいろお世話になっているみんなの「怨師」な訳ですし
連れて行かない訳にもいきませんね?
まさか
「目薬は本当に効くのか?」
ですとかそういった実験が絶対にないとは言い切れないわけで
まあ、一言助言させて頂けるのであれば、
いつまでも部下が笑っていると思ったら大間違いなわけですよ。
はい。
(もちろん嘘ですよ?(満面の笑み))
そしてその上司には我が課の全員がいろんな意味でお世話になっておりますので
全員が
「こんな人は見たことがない!まさに怨師の典型だ!」
ということは間違いないのですよ。
さて、だいぶ脱線しましたが、
部屋に戻り、楽しい休暇のはずの社員旅行が台無しにされた同僚の顔は
まだホテルに着いたばかりだというのに疲れ切っている。
まあ、
オチバレバレの話、
ネタバレバレの手品
を
「うぉ〜すごいですね!!?」
なんて聞き続けるのは本当に大変なのですよ?
そんな疲れ切った状況で私は服を脱ぎ、タンスに入れようとした。
そういえば部屋の写真をお見せしていませんでしたね。
まあ、安くて、一部屋にたくさん泊まれて、セルフサービス満点
なんていう激安宿泊所の典型的な例のようなホテルだということはお判りいただけるであろう。
そして私は服を脱ぎ、持ってきたジャージに着替えようとしたのだ。
簡単にいままで着ていた服をたたむと、私はタンスにしまおうと思いタンスを探した。
あった。
どこにでもある、普通のタンスである。
確か、この扉の正式名称は「観音開き戸」とか言ったような気がする。
さて、しまおうか!?
なんて思いながら私は取っ手に手を伸ばした。
この状況で、あなたならこの「戸」がどういう開き方をするか、考えて頂きたい。
しかし、考えるも何も
 ̄ ̄(←扉)
が、閉まっている状況と考えれば、
 ̄/
が開いている状況と思うのが普通だろう!?
私だってそう思う。
そう開くことを期待したわけではないが、
タイトルにもあるように、
「通常」
である。
ようするに、通常この扉を開けたら、この扉はどういう開き方をするか?
を無意識に考えながら開けると思う。
当然だが、私も ̄/と開くと思い開けた。
が!
あり得なくないでしょうか?
別に壊れているわけではありません。
普通、 ̄/開くであろう扉が、
『\_』開いたのだ!
誰だってビックリする。
ちなみに、全開した写真も撮っておいたので紹介します。
皆さんも、扉を開けるときは十分ご注意ください。